保険会社はまとめた方がいい?
保険に加入する際には、保険会社一社の保険商品にまとめて加入する方法と、様々な保険会社の保険商品を組み合わせて加入する方法があります。
保険会社一社にまとめる場合は、主契約にオプションとして特約をつけるパッケージ化された商品になりがちです。
複数の保険会社に加入する場合は、用途に応じて単品の商品に加入しますので、パッケージ化された商品よりも全体として保険料を抑えることはもちろん、無駄を省いた保険設計にすることができます。
保険会社をまとめるメリット&デメリット
保険会社一社にまとめるメリットは、給付金請求などの手続きが発生した場合に、連絡先が一つで済むところでしょう。
また、担当者との信頼関係がある場合は、親身に対応してもらえます。
一方でデメリットは、パッケージ化されたタイプなので、必要のない保障がついてるなど、ムダがでる場合がありますし、単品を組み合わせて加入した場合より、全体の保険料は高くなるケースがほとんどです。
複数の保険会社の商品を組み合わせる場合のメリットは、必要な商品だけに加入しますので保険料を割安に抑えられますし、希望に沿った保障を準備できます。
デメリットとしては、保険証券の枚数が増えて保管が大変なのと、手続きが発生した際にそれぞれの保険会社に連絡をしなければならなくなります。
また、月々の保険料の請求が保険会社ごとに発生するので、契約する保険会社が増える分だけ管理も煩雑となります。
保険会社をまとめるコツとは
保険会社一社にまとめる場合のコツは、複数の保険会社を比較せずにいきなり保険会社一社に任せるのではなく、複数の保険会社を比較したうえで保険会社を一社にまとめるかどうかの決断をしたほうがいいでしょう。
また、担当者が自分の用途に応じた保険設計をしてくれているか?また、商品のメリットやデメリットをしっかり説明してくれる人なのか?質問や相談を気軽にできるか?を見極める必要があります。
各保険会社、得意分野の商品がありますし、保険料も各社異なります。
同じような保険商品でも保険料は保険会社ごとに異なるので、自分にマッチした保険を選ぶためにはやはり、複数の保険会社の商品を比較して選ぶことが大切です。
比較する際には専門のFPに相談できる保険の無料相談などを利用し、客観的な意見を取り入れることをおすすめします。